「クルーズ旅行って高そう…」
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
私もそう思っていましたが、実際に行ってみると、意外とコスパがよく、手の届く贅沢旅でした。
今回は、私が参加した「コスタ・トスカーナ号で巡る地中海クルーズ10日間」で実際にかかった費用を詳しく紹介します。
クルーズ旅行を検討している方の参考になればうれしいです!
クルーズ代金
基本料金:ツアー代金 約37万円(1人)
私が利用したのは、 クルーズ専門店「クルーズプラネット」主催の日本人添乗員同行ツアー。
移動日を含めると全10日間のツアー。クルーズ船には7泊8日でした。
船は「コスタ・トスカーナ号」で、カジュアル船に分類されています。
ツアー料金には以下が含まれていました。
- 日本発着の往復航空券(エミレーツ航空利用・ドバイ乗り継ぎ)
- 燃油サーチャージ
- クルーズ船「コスタ・トスカーナ号」の乗船代
- 海側ベランダ付き客室(オプションで課金しました+4万円)
- 船内の食事(朝・昼・夜)
- 日本人添乗員サポート
これだけ含まれて約37万円(1人)です。
宿泊費や移動費、食事代等が含まれているため、かなりコスパが良いと感じました。
船内用Wi-Fi代
船内では、スマホの通信は基本的に圏外になります。
そのため、必要に応じて船内専用のWi-Fiプランを契約する必要があります。
これが高かったです…
コスタトスカーナのWi-Fiは、当時、以下のようなプランがありました。
| プラン名 | 内容 | 料金 |
| フルプラン | 下船日まで使える・無制限 | 1デバイス:約120ユーロ 2デバイス:約210ユーロ |
| 24時間プラン | 24時間だけ使える | 約40ユーロ |
| 1分単位プラン | 必要な時だけ接続 | 約0.15ユーロ/分 |
今回はフルプランを利用しました。速度はそこまで速くありませんが、LINEやSNSなどは問題なく使えました。
ドリンクパッケージ
船内のドリンクは種類豊富!!
ですが、クルーズ船では、基本の食事代はツアー料金に含まれていますが、飲み物代は別なんです。
都度購入もできますが、ある程度飲む場合はドリンクパッケージを購入した方がお得です。
私が乗船した際は、以下のプランがありました。この他にも種類があったと思います。
| プラン名 | 内容 | 料金 |
| 飲み放題プラン | お酒・ソフトドリンクなど全てが対象 | 約320ユーロ |
| ソフトドリンク飲み放題 | ジュース・水・コーヒーなど | 約160ユーロ |
| ノンアルコール40杯プラン | ノンアルコール40杯 | 約140ユーロ |
| ビタミンジュース7杯プラン | フルーツ系ドリンク7杯 | 約35ユーロ |
| ビール20杯プラン | ビール20杯 | 約105ユーロ |
| 水パッケージ | 1Lの水が13本 | 約42ユーロ |
プランを選ぶ際は、以下を参考にしてみてください。
- ドリンクパッケージを使える時間を考える→寄港地で下船して観光する場合、基本的には朝と晩しか船内にいません。
- 飲みたいドリンクがあるか、船内でメニューを確認。
- 水はバイキング会場(朝・昼・夜)のみ無料。ただし、バイキングには営業時間があるため注意。
- ジュースは朝食のバイキング会場のみ無料。
- 飲み放題プランを選択する場合、部屋の人全員が飲み放題プランを購入する必要がある。
今回は水パッケージプランを選択。
水は、食事の時間帯が終わると調達できなくなってしまうので、部屋でも飲めるように1Lのペットボトルのプランにしました。また、水筒を持参し、食事の時間帯に水筒に水を入れる人も多くみられました。
お酒やジュースについては寄港地先でも飲んでいたため、船内ではあまり飲まないと思い、都度購入にしました。
飲み物は船内のどこのお店で購入しても、船内を自由に持ち歩けます。
プールサイドで飲んだり、ショーを見ながら楽しんだり…贅沢に過ごせます。
飲むのがお好きな方にとっては本当に最高だと思います!!
寄港地観光費用
寄港地では自由行動なので、観光費用は別にかかります。
もちろん、寄港しても船から降りずに、船内で過ごす場合は0円です。
私が今回かかった費用は以下のとおりです。
・食事やカフェ代、港から市街地までの交通費、お土産代
・モナコ観光ツアー代金(オプショナルツアーを申し込みました)
・Wi-Fi代(船内用Wi-Fiは船内のみなので、寄港地では自分で用意する必要があります)
その他
・チップ
基本的には船内ではチップは不要です。特別なサービスをしてもらったときは渡しても◎
・船内でのアクティビティなど
有料のレストランやカフェの利用、カジノやスパを利用する場合はお金がかかります。
船内での支払いについて
船内では現金を使わず、すべてクルーズカードで決済します。
乗船手続きの際に一人1枚クルーズカードをもらえます。
自分のクレジットカードと紐づけしておくことで、レストラン・カフェ・ショップなど船内のほとんどの決済ができます。
船内では財布を持ち歩かず、クルーズカードだけ持ち歩いていればOKです。便利!

まとめ
クルーズは”高級”より”コスパのいい贅沢旅”
この内容で10日間のヨーロッパツアーに行けるのはかなりお得だと感じました。
移動やホテルの手配も不要で、朝は海を眺めながら朝食という贅沢が味わえ、昼は寄港地先で観光、夜は毎晩レストランでコース料理を食べてそのあとカジノやライブ・ショー鑑賞といった非日常が体験でき毎日がとても楽しいです。
「クルーズ=高級旅」というイメージがありますが、実際は効率的でコスパのいい旅のスタイルでした。
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